「日本の住宅市場は飽和している。次の成長市場はどこか?」
そう考えたとき、答えのひとつは 東南アジア=フィリピンかもしれません。
弊社では、日本の建築技術・不動産投資・アパート経営のトータルノウハウを活かし、
今まさに住宅需要が高まっているフィリピンでの事業展開を決定しました。
今回は、なぜフィリピンなのか? どんな市場なのか? そして、
どんなビジョンで住宅・建築・不動産ビジネスを海外展開していくのかをお伝えします。
人口が増え続ける国、フィリピン|投資先としての魅力とは?
フィリピンの経済と人口動態は、投資家にとって極めて注目すべきポイントが多くあります。
- 現在の人口:約1億1,000万人(日本とほぼ同等)
- 2062年まで、安定して人口増加が続くと国連が予測
- 平均年齢は24歳前後と非常に若く、内需主導の経済成長が続く
- 住宅の需要は高まる一方で、住宅供給は不足(約650万戸が不足)
- 経済成長率は年間5〜7%を維持中
つまり、これから住宅・不動産ビジネスが“伸びる”ことが約束されている国です。
なぜ日本企業が“今”フィリピンに進出すべきなのか
一方で、私たちが暮らす日本はというと…
- 空き家数は全国で約900万戸超
- 新築よりも既存住宅の流通が注目される低成長フェーズ
- 人口減少と高齢化で住宅需要は右肩下がり
このような構造的な背景から、日本の住宅建築ビジネス・投資モデルは国内では成熟しきっているのが現状です。
その中で、弊社はこう考えました。
「かつて日本で成功した住宅供給モデルと不動産ビジネスモデルを、次の成長市場へ持ち込めば、社会貢献にもなり、ビジネスとしても成立する」
今まさに住宅不足が深刻なフィリピンは、私たちのノウハウを必要としている国なのです。
建設ノウハウ×不動産投資×アパート経営の融合が強み
弊社は、日本国内において以下の3つの分野で強みを築いてきました:
建築設計・施工(工務店としての実績)
安全・耐震・快適性の高い住宅建築技術を活かした質の高い住まいづくり
不動産投資・資産形成支援
建築だけではなく、物件の収益性・融資戦略・出口設計まで一貫支援
アパート経営・賃貸運用ノウハウ
土地活用から満室経営まで、収益管理と利回り設計を含む運営力
これらを海外でも同様にワンストップで展開できることが、最大の強みです。
弊社のフィリピン事業計画の進行状況とビジョン
現在、弊社では以下のようなステップで本格進出の準備を進行中です。
- 参入決定済み(社内合意・資本計画完了)
- フィリピン現地の不動産開発事情と法制度の調査
- 現地建設パートナー候補との折衝中
- 住宅供給ターゲット:都市部近郊の中間層向けアパートメント
また、最初の展開地としては、マニラ首都圏、セブ、ダバオといった都市圏の住宅密集エリアを視野に入れています。
「日本の常識をそのまま持ち込むのではなく、現地ニーズに合わせて柔軟に設計・提供する」
そんな“現地最適化型の日本クオリティ”を追求していきます。
かつての日本の“高度成長期”と重なるタイミング
フィリピンの現在の状況は、戦後の日本と非常に似ています。
- ベビーブームで人口が急増
- 都市化の進行
- 住宅が圧倒的に足りない
- 地場建設会社の技術が十分でない
- 外資導入に前向きな政府施策
こうした背景の中で、昭和時代の日本が大量住宅供給→賃貸市場拡大→不動産投資市場の成長へと進んだ道を、
フィリピンでも再現できる可能性があります。
「あの時代の日本と同じように、今のフィリピンには“家を建てることが社会の役に立つ”という空気がある」
まとめ|海外不動産・建築投資を考える方へのメッセージ
フィリピンへの海外進出は、日本国内での成長限界を超える大きなチャンスです。
- 「海外不動産に興味があるが、信用できる会社が分からない」
- 「日本の建築技術を海外で活かしたい」
- 「海外でも投資利回りのあるアパート経営をしたい」
そんな方にとって、弊社のフィリピン事業は、**投資・建設・社会貢献のすべてを両立する“次の一手”**となるかもしれません。
フィリピン不動産・建築ビジネスにご興味ある方へ|無料相談受付中
成功ポイント3つのまとめ
① “住宅不足×経済成長”という市場背景に注目した海外進出
人口が増え続けるフィリピンにおいて、650万戸の住宅不足と高い成長率をビジネスチャンスと捉えた判断が的確でした。
② 日本で培った建設・投資・賃貸経営ノウハウの輸出
設計・施工・ファイナンス・賃貸運営のトータルなプロデュース力を海外でも展開できる体制が、他社との差別化につながりました。
③ “戦後の日本”と重ねたストーリー性あるビジョン設計
かつての日本の高度経済成長と同様のステージにあるフィリピン市場に、成長再現性と社会貢献性を重ねた戦略設計が投資家や経営者の共感を得やすい構造です。