「この土地、何に使おうか…」
不動産を所有していても、活用方法に迷うことは多くあります。
今回ご紹介するのは、かつて事業用として使っていた土地を“アパート経営”へと転換し、収益源を生み出すことに成功した事例です。
しかも、建物が完成したのは通常“閑散期”と呼ばれる7月。
それでも、マーケティング視点と建設戦略によって満室達成!
弊社の「建設第1号プロジェクト」としても、大きな意味を持った成功事例となりました。
事業所利用からの転換|土地の活用をどうするかの相談からスタート
今回のご相談をいただいたオーナー様は、以前弊社を通じて福岡市内の不動産をご購入いただき、
当初はその土地に事業所(オフィス兼倉庫)としての利用を予定されていました。
ところが、実際に運用してみると、福岡市内の本社に業務を集約した方が効率的だという判断になり、
取得していた土地が“遊休資産”になってしまいました。
「売却するか?駐車場か?いや、アパート経営ってどうなのか…?」
そんなタイミングで、弊社にご相談をいただきました。
アパート建設の第一号プロジェクトとして始動
相談を受けた弊社では、建築から賃貸経営までを一貫して支援できる体制を構築しており、
本件を自社施工による“アパート建設第一号案件”として立ち上げさせていただくことになりました。
企画段階で意識したこと:
- 土地面積と建蔽率・容積率から最大限の賃貸効率を実現
- 工事費から導き出される将来収支をシミュレーションベースで設計
- 家賃相場を徹底調査し、ターゲット層に魅力的な間取りと価格帯を設定
結果として、3LDKのメゾネットタイプを採用し、ファミリー層・子育て世帯に強く訴求できるプランとなりました。
マーケティング視点でプランニング|3LDKメゾネットで価格競争力確保
アパート建設において最も重要なことは、「建てて終わりではない」という点です。
収益物件として機能させるためには、「入居者が集まる間取り・家賃・場所・管理体制」が必要です。
弊社が実施したマーケティング施策:
- 福岡市エリアの競合アパートの家賃相場調査
- エリア特性から需要が強いファミリー向け間取りを選定
- 建物配置と日照・動線など、暮らしやすさ重視の設計
- 完成前からの先行募集と反響獲得戦略
さらに、「建物価格から逆算した家賃でも“価格競争力がある”状態」に落とし込めたことが成功要因となりました。
閑散期完成にも関わらず“満室”に!
アパートが完成したのは、例年“入居が決まりづらい”と言われる7月。
一般的には、転勤や新生活が少ない時期であり、空室が長引くリスクがある月です。
しかし本物件では、完成時には全室が入居者で埋まり“満室”スタート。
この結果は、建物の魅力はもちろんのこと、入居者目線での企画設計・タイミングを逃さない募集戦略が大きく貢献しています。
「アパート経営はタイミングが命。けれど、きちんと戦略を練れば“時期”に関係なく結果が出せる」
と私たちは確信を得ました。
オーナー様の声|「土地が資産に変わった。やってよかった」
「最初はどう活かすか悩んでいた土地が、いまでは毎月安定した家賃収入を生む“資産”になりました。
自分の会社のスタッフにも、“あの土地がアパートになってる!”と驚かれています。」
「しかも自社第1号という話を聞いて最初は不安もありましたが、結果的には大満足です。
プランも現地も、しっかりと考えられていて、“建てて終わりじゃない”ことが何より安心でした。」
まとめ|アパート経営で失敗しないための3つの視点
① 土地の“使い方”を変えるだけで資産になる
→ 売却・駐車場などではなく、「毎月収益を生む手段」として土地を捉えることで、長期的な価値を創出できます。
② “収支と相場”から逆算したプランニング
→ 建物を建てる前に、「いくらで貸せて・いくらで建てられるか」を冷静にシミュレーションすることが、失敗を避ける鍵。
③ “建てて終わり”ではなく、マーケティングで“満室”をつくる
→ 募集・管理・運営までを見据えた一貫体制があってこそ、空室リスクを下げて収益性を最大化できます。
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「アパート経営に興味はあるけど不安がある…」
「収支や家賃がちゃんと成り立つか、分からない…」
成功ポイント3つのまとめ
① 遊休地を“収益資産”に転換するアパート経営提案
元々は事業所用に取得した土地を、相談からアパート経営へと発展させ、毎月の安定収入を実現しました。
② “収支と相場”をベースにプラン設計した建築戦略
工事価格と周辺家賃相場をもとに価格競争力のある3LDKメゾネットをプランニングし、高い利回りと満室を両立しました。
③ 閑散期完成でも“満室”に導いたマーケティング設計
7月という不利なタイミングにもかかわらず、ターゲット分析と先行募集で満室達成。収益物件化を成功に導きました。