TerraceAir™|テラスエア 風を、空間の一部へ。

TerraceAir™は、自然界に見られる1/fゆらぎの考え方に着想し、変化のある気流を室内空間につくることを目指す気流発生システム構想です。特許・商標出願を起点に、今後の研究開発・検証へ進みます。

TerraceAir|風を、空間の一部へ。1/fゆらぎの考え方に着想した気流発生システム構想
  • 空調・送風設備を、できるだけ目立たせたくない
  • 一定方向から当たり続ける風だけではなく、変化のある気流を考えたい
  • 人が長く過ごす空間だからこそ、空気まで設計したい
  • 建築と設備を、もっと一体で考えたい
TerraceAir|風を、空間の一部へ。1/fゆらぎの考え方に着想した気流発生システム構想
TerraceAir™|テラスエア 風を、空間の一部へ。

自然界に見られる「1/fゆらぎ」の考え方に着想。一定ではない、変化のある気流を室内空間につくることを目指す、セイコー・エステート&ディベロップメントの新しい気流発生システム構想です。

PATENT / TRADEMARK PENDING

特許出願:特願2026-187164
商標出願:商願2026-098228

TerraceAir™は現在、特許・商標の出願を行い、今後の研究開発・検証を進めていく段階の技術構想です。現時点で完成・製品化された技術ではありません。

TerraceAir™とは

TerraceAir™(テラスエア)は、自然界に見られる「1/fゆらぎ」の考え方に着想し、規則的ではない、変化のある気流を室内につくることを目指した気流発生システムの構想です。

一般的な空調・送風設備のように、設備そのものを室内空間の主役にするのではなく、建築側へ通風経路を組み込むことを想定しています。空間デザインや建築意匠との調和を図りながら、新しい空気環境のあり方を探っていきます。

ホテルのロビーやラウンジ、客室、オフィスの執務空間など、「人が長い時間を過ごすこと」と「空間そのものの美しさが求められること」が重なる場所での活用を想定しています。

なぜ、いま「風」を建築から考えるのか

建築における室内環境は、これまで空調設備、断熱性能、換気設備など、さまざまな技術によって改善されてきました。しかし、私たちはもう一度「風」そのものに注目しました。

一定方向から、一定の強さで送り続けられる風だけではなく、強くなったり、弱くなったり、わずかに方向が変わったりする風。そこにいる人が意識しすぎない程度に変化する風。自然の中で感じる風は、必ずしも一定ではありません。

TerraceAir™は、そのような「変化する風」という発想を、建築空間の中へ取り入れることができないかという問いから始まった構想です。

着想は、自然界にある「1/fゆらぎ」

1/fゆらぎの考え方を室内気流へ応用するTerraceAirの構想
自然のリズムに近い、心地よいゆらぎを室内空間へ。

TerraceAir™の着想のひとつとなっているのが、「1/fゆらぎ」という考え方です。自然界では、風や波など、完全に一定ではない変化が見られます。

TerraceAir™では、この考え方に着想し、機械的に一定の気流だけをつくるのではなく、時間とともに変化する気流を室内空間に生み出す仕組みを構想しています。

ただし、TerraceAir™は現在、開発・検証前の段階です。1/fゆらぎを応用した気流が室内環境や人にどのような影響を与えるのかについても、今後の研究・検証テーマとしていきます。

TerraceAir™が目指す3つのこと

01

変化のある気流

一定の強さ・一定の方向だけではない、時間とともに変化する気流をつくることを目指します。自然界に見られる1/fゆらぎの考え方をヒントに、これから気流パターンや制御方法などを研究していきます。

02

設備を目立たせない空間

設備を室内空間に大きく露出させるのではなく、建築側へ通風経路を組み込むことを想定しています。ホテル、ラウンジ、オフィス、住宅など、空間の意匠が重視される建築との調和を目指します。

03

建築と設備を分けすぎない

空調・送風設備を建物完成後に追加するものとしてだけ捉えるのではなく、建物そのものと空気の流れを一緒に設計できないか。TerraceAir™は、そんな建築会社ならではの発想から生まれています。

「設備がある空間」から、「風が設計された空間」へ

建築側へ通風経路を組み込み、設備を目立たせず変化のある気流を届けるTerraceAirの仕組み
建築と空気をひとつに。見えない技術が、心地よい空間をつくる。

TerraceAir™が目指しているのは、単に新しい送風装置をつくることではありません。建築設計の段階から、どこから風を出すのか、どのように流すのか、どのように変化させるのか、設備をどう空間に溶け込ませるのかまで含めて考える、新しい空間設計の可能性です。

建築と設備。デザインと機能。その境界を少しずつなくしていく。それがTerraceAir™の目指す方向です。

TerraceAir™が想定する空間

ホテルロビー、客室、オフィス、共用空間などTerraceAirが想定する活用空間
人が長く過ごし、意匠が重視される空間へ。

TerraceAir™では、今後の研究開発を進めながら、さまざまな建築空間での活用可能性を検討していきます。

  • ホテルロビー・ラウンジ:多くの人が滞在し、同時に高い空間デザインが求められる場所。
  • ホテル客室:長時間を過ごすプライベート空間だからこそ、設備だけではなく空間全体としての空気環境を考えます。
  • オフィス・執務室:長時間働く場所における、新しい気流環境のあり方を検討します。
  • ラウンジ・共用空間:人が集い、くつろぐ空間と調和する気流の設計を目指します。
  • 住宅・集合住宅:将来的には、暮らしの中に自然に溶け込む気流環境についても可能性を探ります。

※上記は現時点で想定している活用領域であり、導入効果・性能を示すものではありません。

TerraceAir™は、まだ完成した技術ではありません

TerraceAir™について、私たちが最も大切にしているのは、現在の開発段階を正確にお伝えすることです。今回行ったのは、アイデアを生み出し、特許・商標として権利化に向けた手続きを行ったことです。現時点では、完成した製品や設備が存在しているわけではありません。開発も、性能検証も、これからです。

しかし私たちは、この「最初の一歩」が重要だと考えています。構想をつくる。知的財産として出願する。技術として形にする。試験する。改善する。そして社会で使えるものへ育てていく。TerraceAir™は、これからそのプロセスを歩み始めます。

IDEAから、社会実装へ

TerraceAirの構想、知財化、設計開発、試作、性能検証、社会実装までのロードマップ
TerraceAir™ 研究開発ロードマップ
  • STEP 01|構想:1/fゆらぎの考え方を応用した気流発生システムを構想
  • STEP 02|知財化:特許・商標を出願
  • STEP 03|設計・開発:気流発生方法、通風経路、制御方法などを検討
  • STEP 04|試作:検証用の設備・空間を製作
  • STEP 05|性能検証:気流、室内環境、利用環境などを測定
  • STEP 06|改良:測定結果をもとに設計・技術を改善
  • STEP 07|実建物での検証:ホテル、オフィスなど実際の建築空間での検証を目指す
  • STEP 08|社会実装:建築技術としての実用化を目指す

※今後の研究開発計画を示したものであり、実施時期や製品化を確約するものではありません。

「熱」と「風」から、猛暑時代の建築を考える

CoolSkinは外側から熱へ、TerraceAirは内側から風へ取り組む建築技術構想
CoolSkin® × TerraceAir™ 猛暑時代の建築に、熱と風の両面から取り組む。

セイコー・エステート&ディベロップメントにとって、TerraceAir™は2件目となる出願技術です。先行して研究開発を進めているのが、建物外壁の暑熱対策を目指すCoolSkin®|クールスキンです。

CoolSkin®は、建物の「外側」から熱に向き合う。TerraceAir™は、建物の「内側」から風を考える。アプローチは異なりますが、目指しているものは同じです。

気候環境が変化する中で、これからの建築に必要となる技術を、自分たち自身で考え、つくること。「熱」と「風」。二つの方向から、猛暑時代の建築について考えていきます。

建築の現場から生まれたアイデアを、知的財産へ

セイコー・エステート&ディベロップメントは、福岡を拠点に、不動産開発、新築アパート、老人ホームなどの設計・施工、不動産投資支援を行っています。土地を探す。建物を設計する。施工する。完成後の建物を見る。利用する人の声を聞く。そのすべてに関わるからこそ、建築の現場には、まだ解決されていない課題が数多くあることを私たちは知っています。

だからこそ、すでにある建築技術を使うだけではなく、これから必要となる建築技術そのものをつくる。CoolSkin®も、TerraceAir™も、その考え方から生まれました。

設計と施工を自社で行う建築・不動産会社だからできる研究開発があります。私たちは、建築の現場から生まれたアイデアを、知的財産へ。知的財産を、技術へ。そして技術を、実際の建築へ。その挑戦を続けていきます。

代表メッセージ

建物をつくる会社だからこそ建築技術そのものをつくりたいというTerraceAir代表メッセージ
建物をつくる会社だからこそ、建築技術そのものをつくりたい。

建物をつくる会社だからこそ、建築技術そのものをつくりたい。

私たちはこれまで、不動産開発や建築を通じて、多くの建物に関わってきました。そこでいつも考えているのが、「これからの建築には、何が必要になるのか」ということです。

猛暑が当たり前になりつつある中で、設備を増やすことだけが答えなのか。建物そのものに、もっとできることはないのか。CoolSkin®では建物の外側から「熱」について考えました。そしてTerraceAir™では、建物の内側から「風」について考えています。

TerraceAir™はまだ構想を出願したばかりです。完成した技術ではありません。これから試作し、測定し、失敗もしながら、技術として成立するのかを検証していきます。

それでも、自分たちで課題を見つけ、自分たちでアイデアを考え、まず出願して、そこから実際の技術へ育てていく。建築と不動産の現場にいる会社だからこそ、こうした挑戦を続けていきたいと考えています。

株式会社セイコー・エステート&ディベロップメント
代表 髙木政利

TerraceAir™ 出願情報

名称TerraceAir™|テラスエア
特許出願特願2026-187164
商標出願商願2026-098228
指定区分第11類・第37類
現在の段階特許・商標出願を起点として、これから研究開発・試作・性能検証へ進む技術構想

TerraceAir™は現在商標出願中のため「™」を使用しています。

TerraceAir™の研究開発に関するご相談

TerraceAir™は、特許・商標出願を起点として、これから研究開発・試作・性能検証へ進む技術構想です。セイコー・エステート&ディベロップメントでは、今後の研究開発に向けて、大学・研究機関・設備メーカー・建築関連企業・設計事務所・施設運営事業者などとの連携も検討していきます。

  • 共同研究について
  • 気流・室内環境の測定について
  • 試作・設備開発について
  • 実証フィールドについて
  • 建築設計との連携について
  • 技術・事業連携について

TerraceAir™の構想にご関心をお持ちの研究機関・企業の皆さまは、お問い合わせください。

よくあるご質問

TerraceAir™はすでに完成している技術ですか?

いいえ。TerraceAir™は現在、構想について特許・商標の出願を行った段階です。今後、設計・開発・試作・性能検証などを進めていく予定で、現時点で完成・製品化された技術ではありません。

TerraceAir™にはどのような効果がありますか?

現時点では性能検証前のため、具体的な効果について断定できる段階ではありません。今後の研究開発・検証によって、気流や室内環境などについて確認していきます。

1/fゆらぎとは何ですか?

自然界のさまざまな現象に見られる、完全に一定ではない変化を捉える考え方のひとつです。TerraceAir™では、この考え方に着想し、一定ではない、変化する気流を室内につくる構想を検討しています。

どのような建物での利用を考えていますか?

ホテルのロビー、ラウンジ、客室、オフィスの執務空間など、人が比較的長く過ごし、同時に建築意匠も重視される空間を想定しています。今後の研究開発によって対象用途も検討していきます。

CoolSkin®とはどのような関係がありますか?

CoolSkin®は、建物の外側から暑熱対策に取り組む研究開発プロジェクトです。一方、TerraceAir™は室内の「風」に着目した構想です。セイコー・エステート&ディベロップメントでは、「熱」と「風」の両面から、これからの建築環境について研究開発を進めていきます。

共同研究や技術開発について相談できますか?

はい。TerraceAir™はこれから研究開発を進めていく段階です。大学・研究機関・設備メーカー・建築関連企業などとの研究・技術連携についても検討していきます。詳しくはお問い合わせください。

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